BOROの輝きの使い方

使用方法について

マルチ施工(時期を選ばず、年に1回程度施工)

マルチ施工とは、畝の表面部分や作物の根本を覆う作業の事を言います。一般的には、黒いビニールで覆うことが覆いですが、たい肥などの有機物で覆うことも出来ます。
ビニールを使用した場合、使用後は農業廃棄物となってしまいますが、有機物を使用することで、環境負荷を軽減することが出来ます。

特に、馬糞(boro)でマルチ施工することによって、次の様な効果があります。

01. 馬糞(boro)は、バラと相性が良い

バラの根本地表にマルチ施工を行うと、馬糞(boro)と土が徐々に馴染んきます。

微生物が活動し、半年ほどで土が団粒構造に変化し、土の状態が良くなってきます。 フランスのガーデナー達も、敢えて馬のたい肥を選ぶほどです。

02. 雑草の抑制効果がある

マルチ施工を行う行う事で、土に直射日光が届きにくくなるため、雑草が生えにくくなります。

03. 害虫が少なくなる

土の上に馬糞(boro)が乗っかった状態になる為、土が湿った状態を保つ事が出来、 益虫が生息しやすい環境となる。

また、その益虫が害虫を捕食する為、害虫の数を減らす事が出来ます。

土壌改良・培養土作り

たい肥を使う目的は、大きく分けて2つあります。
土の栄養価を高めること(=肥効)と、土の状態を良くすること(=土壌改良)です。馬糞(boro)で出来た、たい肥は土壌改良に向いています。

馬糞(boro)は、鶏・豚・牛に比べて、咀嚼が荒く藁などの有機物を多く含んでいます。土の中の微生物は有機物をエサとしているため、有機物の割合が高い馬糞(boro)は、土壌改良に向いています。

また、天城ホースビレッジの馬は牧草をメインに与えています。抗生物質に頼らずストレス無い生活と健康的な食べ物で、のびひのびと育ちます。

 

一方で鶏糞・豚糞をはじめとした家畜の場合、成長しないと商品にならないので、効率的に成長させ病気にならぬよう、抗生物質に依存しがちです。

抗生物質の成分の一部は糞として排出され、最終的に堆肥として販売される事も。
培養土作りの際に土の中で抗生物質の影響をうけ「多剤耐性菌」が生まれる可能性が否定できません。

抗生剤に慣れた人間がだんだんと薬が効かなくなる事実はご存じかと思います。
「多剤耐性菌」が植物に移行し最終的に人が食べた際、いざというとき抗生剤が効かない人体が出来てしまう…

その様なリスクや目に見えない不安を拭い去るためにも、堆肥の元となる動物の食生活は大事だと考えました。

「100%天然素材」は、このような実績と安全性への自信があり、謳っています。